「 サーバーエンジニアって興味はあるけど何をしているのかよくわからない」
という疑問にお答えします。
サーバーエンジニアの仕事内容
サーバーエンジニアの仕事は大きく、サーバー構築、サーバー運用、サーバー保守の3つに分けられます。
サーバー設計・構築
システムの構築に必要なCPU・メモリから必要な台数やサーバー機種、ラック(サーバーを置くための箱)の種類、場合によってはデータセンターの選定を行います。
この時、アプリケーションエンジニアから必要なスペックを伝えられる場合もあれば、監視サーバーやメール、DNSなどサービスを運用するためのインフラとしての用途を果たすものは自分たちで、必要CPUやメモリを計算することもあります。
設計が完了したら、実際に購入したラック・サーバーをデータセンターに搬入し設置していきます。
この工程では、ネットワークエンジニアと協力してサーバー設置・配線工事を行います。
物理的な搬入・設置・配線工事が完了したら、最後にOSや必要なソフトフェアをインストールし、セットアップを行います。
サーバー運用・保守
構築が完了したら、それで仕事は終わりではありません。
サーバーが交渉した際の交換対応であったり、サービスの運用担当からスペックアップしたい・新規にサーバーを増設したいなどの要望を受けたりと、案外忙しい日々を送ることになります。
また、セキュリティ管理もサーバーエンジニアの保守業務に含められる場合があります。※専用のセキュリティエンジニアを設けている会社もあります。
サーバーエンジニアの年収
サーバーエンジニアの年収は、ネットワークエンジニアと同様、
働く人のスキルや経験によって大きく変わってきています。
また、各企業の基本的な他のサイトでよく見かけるのは平均年収500万~850万程度とかなり大きいです。
ズバリ、これだ!と言い切ることはできないのであくまで一例といて
自分が勤めているIT企業の年収を紹介します。
私の働いている会社ではネットワークエンジニアの年収は以下の通り。
20代⇒550~600万弱
30代⇒650万~800万程度
40代以降⇒800万~
特に30代後半からは昇格しているかによって大きく給料が変わってきますが、平均しても700万程度はもらっていると思います。
他業種と並べてみて、比較的に高所得な業種だと思います。
また、管理職になるのかエンジニア(プレイヤー)といて、働き続けるのかによっても変わってきます。
おすすめの資格・必要スキル
サーバーエンジニアになるためにはどのようなスキルが必要かを紹介します。
理解しておきたい技術はこんなところでしょうか
- サーバーの物理機器に対する理解
- ネットワークに対する理解※1
- OSに対する理解
- ミドルウェア・ソフトウェアに対する理解※2
- セキュリティに関する理解
※1:設計や運用段階でネットワークエンジニアと会話ができなければ話になりません。詳しいルーターやスイッチの仕様まで理解しておく必要はありませんが、TCP/IPなどネットワークの基本的な仕組みは押さえておく必要があります。
取っておくと業務に役立つ・転職時に有利になる資格はこちら
おわりに
サーバーエンジニアはどの企業も人手不足で非常に求人は多いので、
頑張ってスキルさえ習得してしまえば、職に困ることはなくなります。
また、これからIT業界がさらに発展していくのは火を見るよりも明らかなので、
気になる方はぜひチャレンジしてみてください。
では!